立体機動はやっぱCGでこそ映える。数十人が一斉に立体機動で飛び回る描写の迫力はなかなか。また、今まで悪くはないがそれなりの緊張感と共に概ねとして淡々と展開してきたところで脳死で楽しいバトルシーンは最高。
2年ぶり3回目の劇場での鑑賞。
登場人物の心情や感情は概ね解することができているのだが、何回見てもリズと青い鳥は何だったのかというようなすとんと落ちるような答えが出せそうにない。ただ見終わった後にはエモーショナルというより得も言われぬといった感じのエモさが残るし、ある意味この雰囲気を楽しむことがこの作品の正しい見方のようにも思えた。そして、どこまでも繊細で触れたら途端に壊れてしまいそうな質感に硝子の如き美しさを感じる。
音楽、作画、展開全てが最高で最高な1話。高すぎるとも思えた期待にその凄惨な衝撃さを以て越えてきてくれた。まだ物語について謎が多い分今後が楽しみ。