「明るく振る舞う影に暗い過去を引きずっていた少女たちは風見雄二という男に出会う。そして彼に導かれ、少女たちはその過去や自己とに向き合っていく。」といった物語。とりあえずフェチくて、女の子がパンモロを惜しげもなくしてくれる挙句、おもらしまでしてくれる良いアニメ。
とにかく最終回の濃密さとめくるめくような展開のおもしろさ。正直アニメだけでは全く満足できない。映像化以降の展開が気になって仕方がなくなったし、ある意味アニメ12話はこれ以降の展開へのただの導入のようであった。それだけの興味と昂ぶりを引き出してくれたアニメ。
あとは近代哲学者の言葉から取られたサブタイトルや音楽がこの実力至上主義の世界の冷徹さや無情さを堅く重く彩っていた。