金塊争奪戦が本格化!ついにのっぺら坊の正体が明らかに!
どんどん複雑化していく物語と、陰謀・共闘・裏切りの連続がもたらす緊張感は見応え抜群。
でも話が複雑化しすぎて付いていくのが大変!ただでさえ金塊を狙う勢力が3つもあって、それぞれ目的が違っていて登場人物も多い。それが二手に分かれて別行動したり、別の勢力同士が行動を共にしたりして、その中でさらに裏切りがあったり内通者がいたりするのでたまにわけわからなくなる。しかも全部を同時並行で見せられるから頭が追いつかない。特に尾形!お前だお前!
「あれ、なんでこいつら一緒にいるんだっけ?」「今どこに向かってんだっけ?」みたいなことにしょっちゅうなる。三つ巴って脚本難しいんですよね。
分からないところは解説サイトを見よう!
たぶん宮崎駿作品の中で最も人気があるアニメですよね。確かに面白いし、こういうの好きな人多いと思う。
伝えたいメッセージは、精霊的なものを信じて、自然を大事にしましょう的なことなのかな?それとも子供はピュアだということを言いたかったのかな?それとも単にトトロの可愛さで人気なのかな?ちょっと自分は作品のメッセージや魅力が分からなかった。
なので、個人的には「そこまで面白いか?」って感じてしまって、自分が多くの人とは感性や嗜好が違うんだなと自覚するきっかけになった作品。ディズニーとかも面白いと感じないので、たぶんそういうのが苦手な人なんだと思う。自分は。
ジブリ作品あんまり得意じゃないと思ってたけど、そういえばこれと紅の豚、魔女の宅急便は割と楽しめた記憶があるので、意外と好きなのかも知れない。
北海道ガイドのアシリパさんと巡るアイヌ文化ツアー。
明治末期の北海道を舞台にした金塊争奪戦というユニークな着眼点はもちろん、思った以上にアイヌ文化の描写に重点を置かれてるところが面白いですよね。
原作は読んでないですが、1期はかなり長い話の序章という感じなので、三つ巴で金塊を巡る勢力が出揃う、顔見せ的な内容。視聴前に番宣イラストなんかを見た印象だと、アシリパさんがもっと戦闘に参加するイメージだったんですが、実際はマスコット的な水先案内人という位置付けだったのが個人的には意外。でも、これでいいと思う。
基本的には暴力が全てを解決するストーリーながら、1期の内容の3割くらいは、グルメあり異文化交流ありのアイヌ文化ガイドなので、それがメリハリになってて面白い。
本格的にアイヌ文化を取り上げたという点でも結構貴重な作品だと思う。