やはり深衣奈の傍若無人さにイラつくも、雨の描写に癒やされる。巡礼したいと思わせる絵がそこにある。やっぱりこういう細かな描写が自分も含む当時のファンを湧かせて長野に赴いて、聖地巡礼をするように気持ちを駆り立てたんだろうなぁ。
「肉親なら家族になれる。他人なら恋ができる…」というキャッチコピーの元、おねてぃの舞台で続編的な位置づけで作られた作品。
これも2003年WOWOW放送当時VHSに録画しながら見ていた。正直なところ、おねがい☆ティーチャーの感覚で見ていると全然面白くないし、キャラにムカついて仕方がなかった。という印象が拭えない。ということで、2015年にもう一度通して見たらもっと実はいいところが見えてくるのではないかと今視聴している。
1話はやっぱり深衣奈のクソわがままなところ(施設を出て行ってるので仕方ない交渉だけど)が存分に出ていてイラつきながら、高校生なのにプログラマーとして働いている麻郁に同情する感じで終わった。
「こんな気持ちになったの初めてなの。どうしていいか分からないの。見てるだけは嫌なの。クラスメイトでも嫌。一緒に歩いてるだけじゃダメなの。毎日ドキドキしてる。でも、もっとドキドキしたい。……好き」
10年以上前に見た(何度も見返してるけど)このセリフを何度聞いてもドキドキする。
多分社会人になってから初めて見ている。みずほ先生が、先生として関わるんじゃなく、個人として関わって・扱ってほしいという桂のわがままも分かる。みずほ先生の社会とのしがらみも分かるようになった。
カレンダーガールのフルで泣いた。元々好きだった曲というのは前に書いたと思うけど、「何てコトない毎日が かけがえないの オトナはそう言うけれど いまいちピンとこないよ」のところで涙が出た。毎日を特別と思って過ごさないと、友人や家族など大切な人は目の前にずっといるわけじゃない。思い出は過去だけじゃなくて、未来にもきっとあるから、きちんと送り出してあげる準備をしよう。これで、一期、終わり。ありがとうございました。
そう、スターライトクイーンカップは通過点、今回はそれぞれが輝くために、それぞれの道を進んでいくのが見えてきてしまった。道を見つけるのも、アイドルの仕事。
私がアイドルになれたのは、みんなのおかげ。そう言ってるいちごちゃんを見守ってるお母さんの目がとても優しくて、たくさんの友達が周りにいることにとても安心してるだろうと思う。最後のマスカレードの舞台はよかった。ミヤのモデリングが超かわいい。