アニメーションが丁寧で、マルルクのかわいさが十分に描かれている。1話のロープに巻かれるシーンがエロくてテンション上がった。
マルルクは性別不詳(男の娘?)。前髪はぱっつんで、フリフリのドレスと合わせると女の子そのものなのに、後髪が短くぎざぎざしていて一人称が「僕」なのがギャップ萌え。
とびっきりに良い子なので、オーゼン(お師さま)が可愛がり、いじめたくなる気持ちも分かる。
一発屋には輝きと魅力がある。ミルキィホームズはTDの時点で全盛期の人気が下火になっていたと思うので、哀愁のある回だなと思った。私がこのアニメを今見ている理由も、ミルキィの終焉を見届けたい、みたいな一発屋ファンの感情があるからかもしれない。
マリネがアンリエット的なポジションになりつつある。ミルキィホームズは常に結果オーライ。パロディーの温度感が少し変わった(あからさま、オタク寄り?)気がする。
ギャグアニメ全開。「ふたりはミルキィホームズ」を見たことで忘れていた、ミルキィホームズのうざさが復活していて良い。話題作りの吹き替えキャスティング、13人か26人…みたいなアニメファンに刺さるメタ発言が好きでした。
アイドルの歌声を取り戻すという軸となるストーリーがきちんと描かれた上に、ギャグ要素があるため見やすい。クスリやってないと説明つかない謎展開×むにっとした幼いキャラデザが1・2期の魅力だと思うため、今どきのしゅっとした作画とタガが外れきっていないストーリーになっているのは少し寂しいが、楽しいアニメではある。
G4が大人の事情で揃っていないのと、あからさまな伏線回収が面白かった。