キャスバルがどうやってシャア・アズナブルになっていったかがわかってよかった。知らないままだったので。シャア・アズナブルという人物が元々別にいたと思ってなかった。
最初にアズナブル家に預けられた時にテキサスコロニーの学校の校長から「抜身のナイフ」と呼ばれていたけど、ジオンの士官学校で正体に勘付いた同僚を容赦なく排除する徹底ぶりを見ていると、やはりこの時のシャアは冷徹な復讐鬼状態なのだと感じる。
Zや逆シャアのキャスバルと思い出すと、歳を取れば取るほど抜き身のナイフも錆びついていくってことなのかなと思った。キャスバルと言えども人間だということかもしれない。そういう所も人間らしくて良いと思う。