最終話、いろいろと思い当たるところあり、泣いた。
振り返ると、ずっと人の生き方と死に方を描いたお話だったね。
目を背けたいけど避けられない嫌な未来を想像するから、今が怖くて苦しくて、でも、だからこそせめて普通に生きて死ぬことが尊くて愛しく感じるのかも。普通だけど、それこそが特別なんだ。
ギフティアを人で見立てると、ワンダラー化や闇回収なども現実と置き換えて想像できそうだけど、今作の場合は可能性としての嫌な未来を想像するために必要な材料だったのかもしれない。
私の中でギフティア⇒SF⇒設定や展開で楽しむモノという偏見があったようだ。いろんなアニメを見過ぎているから、先の予想も含めて、楽しみ方を狭めてしまったようだ。アイラが可愛いから見続けてたけど、これが仮に初めて見るアニメだったら、もっと素直な感動を抱いたに違いない。