Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
とても良い

不穏な幕開け。暴れる黒竜のような姿はやはりエリアスでしょうか。枯れた木々の間を歩く姿や雲母のような欠片を撒き散らしながら滑空する様は傷ついて弱っているようにも見えました。チセのきっぱりと決別するような表情も気になります。

本編は前半をそのまま引き継ぎ長閑な風景の中でのスタートでした。相変わらず背景が美しいですね。花の名前はあまり詳しくありませんが知ってる方なら品種も特定できるでしょう。少し映った小鳥はイングランドらしくクロウタドリの幼鳥かなあ?
それにしても「私はおいしそうでしたか?」「やっぱり君を買ってよかった」等、信じられないような斜め上の会話を交わしていますがこの2人にとっては平常運転なのですね。『ベルセルク』のファルネーゼじゃありませんが「…私に合わせて歪んでいるから」的な哀しく切ない愛情を感じます。
極めつけはエリアスの「チセのことは信じるよ、僕の弟子だからね」で、呆れますよね普通。最高の決め所だったのにこの台詞でガックリ、かと思いきやチセも喜んでしまうあたり適性を感じずにはいられません。

チセがピンチに陥る時にはいつもエリアスがうっかりそばにいなくて、ということが続いていますが、エリアスが頑丈なこともあり危機に鈍感ということは言えそうです。それに大抵はエリアス自身何とかできる自信があるんでしょうね。ですので灰の目の行動もそんな大ごとにはならないんだろうな、と信じたいところです。

それにしても種崎さんの僅かな間を生かす演技は本当に感心します。素晴らしいでよね。



Loading...