ループタイを気にするエリアスさんかわいすぎました。今話はチセよりも骨頭さんにキュンとするような場面が多かった気がします。
クマのプレゼントの仕掛けに得意だったり出かけるチセのことを疑ったりと、すっかりチセに気持ちが向いているようで人間らしくなってきたなあと思わずウンウンと頷いてしまいました。
灰の目に捕まってしまった時はチセの姿になってしまうし、無事に会えた時はなんとエリアスの方から抱きついたりとその傾倒ぶりにはとてもびっくりしました。
そんなエリアスなのでステラが愛しい「僕だけの」チセに抱きつくたびに心穏やかではない様子が映し出されていてかわいそうになってしまうほどです。
ステラから「友達」と恐らく初めて他人から強い好意を示されたチセがはにかみ喜んでいる時にエリアスが何を思っていたのかと思うと切なくなってしまいます。
求めていたチセが「私のものを!」と過たずに見つけてくれて嬉しかった気持ちに冷や水を浴びせられたような気分ではなかったでしょうか。
折しもその瞬間は獣じみたチセとチセの姿をしたエリアスという姿の転換に応じるように立場までもがこれまでと逆転していて、実は物語の重要な転換点だったのかもしれないな、と思ってしまいました。
少し前後してしまいますが、2人がステラの提示した対価を受け取ると決めた瞬間は目の色だけがチセに戻っていて、2人の主導権がチセに移りつつあることを示していたのかもしれないなあと深読みしてしまいたくなります。
灰の目の言う「強い言葉」では未だ結ばれていない2人だけに今回の成り行きには心がざわつくばかりです。迂闊な言葉が関係にヒビを入れてはしまわないかと心配です。
余談ですが、僕はセルキーも大好きなんですけど魚のプレゼントを寄越してましたよね。アレ日本で言ったら新巻鮭みたいなもので一生懸命良いもの選んだんだなあ、と頭撫でたくなってしまいました。
セルキーかわいいよセルキー