玉木マリが南極へと旅立つ、大きなチェックポイント回。
自分は作品を見る際、登場人物に自分自身を投影して見てしまうことが多々あるのだが、今回は高橋めぐみにそれをやってしまい、今年イチの号泣。
何もない自分を価値のある人間であると実感できるように他人の貶めてしまうという行為は、とても愚かで、とても人間的なものであると思う。高橋めぐみのような人間は、環境の変化を常に恐れている。そういった人間にとって、"新しい一歩"を踏み出すということがどれだけの勇気を要するものであるか。勇気を振り絞り、旅立っていく玉木マリに決別の意志を伝えた高橋めぐみは本当に凄いと思う。彼女たちは今までの世界とは全く異なる世界へと踏み出していく…