濃密にSFな世界観の完成度が高いし、知的さもあって良かった。 生と死に表象した善悪の話だと思ったら理性と野性の話だった。二元的な突き詰め方をずっとしてたけど結局は多元的な野性/意識/欲求を肯定をした結末だったと思う。
良い意味で「自殺は身勝手だ」をびしびし感じたし、死っておもしろいな 善悪や生死、苦楽といった観念の表裏一体さや相補性を思わされた。
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