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とても良い

感情の欠けていた来ヶ谷唯湖にとって、リトルバスターズの放つ眩しさは何よりも羨ましいもので、その輪の中に入ればずっとそこにいたい居場所だった

この強い想いはこの楽しい時間を夢の中に閉じ込めてしまった
だけど、運命に従ってこの今も終わりを告げる

いつまでも続いて欲しいこの楽しい青春の瞬間も、理樹のそばにずっといたい恋心も切なく寂しくも散ってしまい、忘却の果てに消えてしまう

穏やかだけど騒がしくて楽しい日常だからこそ切なさは一層積もり、それは悲しみとなり涙となって流れ落ちる

最後の場面の来ヶ谷さんの笑顔はもう最後だから思い残すことのないようにという程の笑みで、だからとても、とても切なかった



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