リーゼロッテも自分のツンをイヤに思ってるのね...でもつい出てしまって、でも好きだから....そういう自分が苦しい...痛切な感情
だからこそ、そんな素直になれない自分が嫌で、そんな自分から逃げて、ますます自分に素直になれなくなってしまう負のスパイラル
そこで蘇る幼い頃のリーゼロッテの純真な恋心、隠すことないジークへの想いが今のリーゼロッテの姿の対比としてすごく刺さる...
そして、王子という立場であるジークバルトをわずらわせてはいけないという父からの教えや、自分もまた彼をわずらわせたくないという思いが自分の胸の内にある恋心を縛る苦しさがよりつらさを深める
それに、そんな押さえつけられた自分の心とは正反対に、ジークと仲良さそうに触れ合うフィーネへの憎しみが芽生えてしまうことへの罪悪感的なさらなる苦しみが痛い..痛い...
でも、最後はそれら全てを受け入れて愛してくれるジークの愛の深さを広さを感じた