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とても良い

姫野先輩にとって今は一人の戦いじゃない。自分が最初で最後の一人じゃなくて、後ろには仲間がいるという後押しに頼もしさも勇気も湧いてくる。

だから、今こそ一度終わったはずの青春のもう一本を、今までで一番苦しくて楽しいこの一瞬に全てを懸ける。それはもう後悔が微塵も残らないくらいにやりきったワンチャンスだったから、例えここで負けても気持ちは晴れ晴れとしている。涙が滲むけど、それは後ろ向き曇ったものじゃない、前向きな虹の射すようなもの。だから、最後の四人目の永遠に受け渡されて、一人じゃなくて四人で取った一本に繋がった。

一瞬に込められた姫野先輩の思いと、そこに繋がる一人じゃなくて四人で勝ち取った一本に胸が熱くなる一話でした。



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