弓耳祭りの射手に臨む小糸ちゃんだけど、ぜーんぜん的に当たらない。そんなんで明後日の方向に飛んでいった矢を、的を抱えたエルダが川にダイブで受け止めに行く始末。でも、その光景はまるで小糸のエルダの関係そのものみたいだった。
普段なら逆なのだ。エルダのドタバタを小糸が受け止めて、収めるという展開。だけど、時たまに、数百年の時を生きるエルダが小糸のことを深く大らかに受け止める一面もあって。特に、この弓耳祭りは亡き小糸の母を継ぐ巫女・小糸としての儀式であり、その大役を成功で収めたという意味で、エルダという存在のおおらかさとか深さみたいなものを感じました。