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全体
良い
映像
良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
良い
音楽
とても良い

必殺仕事人アニメ!オープニングがカッコよくて毎週楽しみでした。

アヘンに人生を狂わされた元薩摩藩士・繰馬雷蔵が、闇の殺し屋「利便事屋」として生きる様を描いたダークヒーロー活劇。時代はおそらく幕末〜明治、アヘンが出てくるので1840年前後が舞台と思われる。
アヘンを巡って様々な組織が暗躍する緊張感あるストーリーに、アニメならではのバトル描写とキャラの個性が光る。
かなり言葉遣いが時代がかっていて、下手な時代劇より難解な単語も出てくるので、視聴の際は字幕必須。いちいち単語の意味を調べながら見てました。
あくまでも「繰馬雷蔵の生き様を描いた」ストーリーなので、主人公は雷蔵であって利便事屋ではない点は視聴に当たって心構えが必要。
時代劇はお金がかかるので、今は大河と映画を残してかなり減ってしまいましたが、アニメでこういうのをやってくれるのはありがたいですね。

▼以下ネタバレ
そのため、鳰を除く利便事屋の面々については過去や秘密についての描写はなし。また、利便事屋に殺しを依頼する礼拝堂の裏の顔についても伏線自体はあるものの、未解決のまま雷蔵が宿願を果たし死亡して物語が完結するので正体は不明。この辺りがだいぶ消化不良でモヤっとする点。そのあたりが虚淵玄らしいけど。



























全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

主人公の性別が変わっちゃうアニメって昔からあるけど、その中でもかなりの傑作なんじゃないでしょうか。元気で楽しいOPは必見。

内容(後述)もさることながら、キャラデザもいいし、細かい動きにこだわった作画は気合い入ってるし、劇伴も作品の雰囲気に合ってるし、声優さんもピッタリだし、文句のつけようがない。
内容の部分は、男が女の子に変わってしまったことによる体や生活の変化への戸惑いや、女の子として社会を生きていくための順応とその過程が見ていて楽しい。また、中学生女子あるあるは男では知らないこともあり興味深い。成人男性が女の子の姿を借りて女子会や中学校に潜入しているような新鮮さも味わえる。
おそらく設定を中学生にしたのが大当たりなんだと思います。基本的には女の子になってしまった男が男女の違いに戸惑う話なんだけど、そこに中学生特有の女子あるあるや思春期の悩みをうまく融合させることでより面白くできている。これが高校生や大人だと、男が女性になりすますには難易度が高いし、単に男が女性のフリをするだけになってしまうので気持ち悪い。逆に小学生だと心も体もそこまで男女の違いがないから面白くない。でも中学生ならまだ子供な部分が残ってるので、男みたいな話し方とかクセが残っていても変じゃないのでそこまで女らしくする必要もない。ついガニ股になっても、スカートが履き慣れてなくても問題はない。
自分はTSアニメがあまり得意ではないですが、この作品とらんま1/2だけは普通に楽しめました。
エンディングで謎のキャラが出てたので、2期あるかもしれませんね。ただ。女の子1年目で目ぼしいイベントは出尽くした気もするので、ネタをどうするか。原作ストックあればやれると思いますが。



全体
良くない
映像
普通
キャラクター
良い
ストーリー
良くない
音楽
良い

カッコいいOP、壮大な世界観、個性あるキャラデザ。そしてお約束の変身バンクと、王道で骨太なファンタジーアニメを期待させる要素が盛りだくさん。
それだけに、打ち切りみたいな終わり方が残念でならない。
回収されないままの伏線、思わせぶりなセリフ、生死不明のキャラクター達、解明することなく深まり続ける謎の数々…。
最終回はそれらを全て投げっぱなしで「完」で終わらせたので、おそらく2期は期待できない。
正直言って放送中の評判はあまり良くなくて、作画もどんどん怪しくなっていたので、視聴率の低迷や万策尽きて途中で打ち切りが決まったのかもしれないけど、昨年他界している清川元夢氏が出演していたので、声は去年のうちに録り終わっていたはず。つまり放送開始後に打ち切りが決まったわけではなく、元からこの終わり方だったと考える方が自然。
となると、「大人の事情で制作中に何らかのトラブルが起きていたが、後戻りもできないので無理やり最後まで作った」という可能性が高い。クソゲーなんかによくあるんですよね、このパターン。
すごく残念で、不幸で、もったいない作品。
エンディング曲は今期のアニメの中でも特に好きでした。







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