王道ファンタジーっぽい第一印象だがこの話の本筋は「6人しかいないはずの勇者が7人いる」という推理物。バトルをはさみつつも頭脳戦が繰り広げられ、見応えのある内容となっている。個々を見るととても満足度の高い内容。
以下軽度のネタバレ。
私個人としては一気に全話視聴したので「すごく面白かった!」という感じなのだが配信サイトのレビューが低く驚いたのでその点についての考察。
1話からちゃんと伏線になっているのだが、初見で見るとよくあるファンタジーものにしか見えないので早いうちに切ってしまった人もいたのではなかろうか。かなり勿体ない。
またラストについて、当時リアルタイムで見ていた人の気持ちを考えるといたたまれない。
そういった意味ではシナリオが悪いわけではなく、アニメで週毎に配信するという形態に悪い意味でマッチしたと言える。不遇な作品。
主人公曰くクレーマーと化してしまった兄
否応なしに政治に巻き込まれてしまう主人公
兄弟仲良くってわけにはいかなそうでいたたまれなし
神殿内の味方がどんどん増えていい感じ。
それにしても全員従業員にしてしまうとは・・・
おもしろくなってきたぜ・・・