一緒に春を捕まえに行くと椎が言い放った瞬間に小熊の描写が鮮やかになるのが爽快で仕方ない。敵もいないと冬に春を捕まえに行くという新たな目標が生まれる。この事自体が新たな春になるという構成が面白い。助けてもらった直後の椎の「私を春にしてください」もいい伏線だし、小熊が自転車に乗っていたときに抜かされた椎の存在が、カブとの出会いをアシストして、小熊が椎の憧れとなってる下りも素晴らしい伏線回収だなぁと。素敵。
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