青春だなぁ。気恥ずかしい精一杯の告白ありがとうございます。
俳句散りばめられた田舎の田園風景とショッピングモールという独特な組み合わせな世界観に出会いそして親交を深めていくチェリーとスマイル。
口下手な彼でもスマイルと居ると俳句を言えるし、それを彼女も受け入れる。そんな関係性に胸がときめくし、だからこそ引っ越しのことを言えないもどかしさが痛いなぁ。
そして山桜=出っ歯=スマイル=フジヤマじいちゃんのお嫁さんという物語上の設定と言葉由来の伏線が噛み合った「1つの糸に繋がった」感じがとても素敵。よく考えられたシナリオでした。
ラストは、山桜の俳句をベースに引越し先へ赴くチェリーを引き止めたビーバー達。そして始まる怒涛のアオハル全開ストーリー。「サイダーのように言葉が湧き上がる」まさにその形容にふさわしい気恥ずかしく思わず照れが止まらないでも思いの強さは伝わるチェリーの告白には思わず胸キュン。EDロールのラストカットでその返事を見せるという構成も最高でした!