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まさか出だしから夕月の珠彦へ募る想いからの回想になるとは。こんなに想い続けて、溢れる想いを誕生日プレゼントとして渡すことにして、そして被災して絶望に叩き落とされて。そんな後悔まみれの回想から、目の前にいる珠彦に我を忘れて愛情表現する夕月の姿には、思わず涙。ただそこは公衆の面前の病室だったというオチはほんとこの作品らしいなぁ。

誕プレも事前の伏線でこれまでに回収済みで、そして改めて珠彦の誕生日会を開くこと自体が復興への希望で、それがラストに来るという構成も素敵だなぁと。ラストのラブラブシーンも好きすぎた。

この作品は千葉に来て以来のキャラクターが裏表はあるものの、悪役というものがいなくて気持ちよく見れた作品だったなぁと。唯一お父様の深堀はあまりなかったけど、今回の病院のシーンで明らかに前向きに身を案じた珠彦に対し、逃げていくような姿勢を感じたなぁ。そういう意味でも珠彦はある種父親という心の枷をはずせたという意味もあったのかなぁ。ペシニストとか名乗っていた面影もないなぁ(^▽^)

構成、テンポ、作画やキャラの深堀など、全ての要素が丁寧に作られていた完成度の高い作品でした。しばらく夕月ロスになりそうです笑。



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