ルッツとは無事和解でき、商人見習いとして認めてもらえた。
お金の価値を勉強することもできたし、
紙を作ったことに関する報酬も無事にもらえてた。
次は商人ギルドで登録証を発行してもらうことになった。
発行してもらうのはなかなか大変みたいだけど
髪飾りを作って売りたいという話をしたら
ちょうどギルド長の孫娘が洗礼式の髪飾りを欲しがってることもあって
すんなりと登録証を発行してもらうことができた。
洗礼式の服や色と合わせた方が良いということで
フリーダと会うことになった。
マインを引き抜こうとしてて、おじいちゃんに似てたな。
それにルッツから見てもマインとフリーダが
本に向かう時と、お金に向かう時の顔は同じみたいだ。
商売はお金を取れるときに取っておくべき、値引きへの反応からしても
フリーダもベンノも生粋の商人って感じだな。
髪飾りにみんなが反応するのは
糸を用いて立体的に編む技術がびっくりされてたみたいだ。
フリーダも身食いだったらしい。
治らないとフリーダから教えてもらってたけど
やりたいことに情熱を持っている間は大丈夫だけど
情熱を失ったり、心が折れたりしたら
反動が来て熱に襲われてしまうらしい・・・
確かに怒った時とか諦めそうになった時にそうなってたな。