大人の説教&覚醒回。
ゲストのインフェルノコップについて詳しくは知らないのですが、もしかして作り手である監督たちの代理として登場したのではないかと思いました。
インフェルノコップが語った言葉は、どれも作り手側がこの物語を通して語りたかったことです。
「それならセリフじゃなくて、物語として語れよ!」と批判もありそうですが、これはショートアニメ。
短い尺の中でテーマを語るには、この方法が最善手だったのではないかと思います。
初恋をした中学生は無敵で、告白した後の結果なんてオマケのようなもの。
このセリフから感じられる「現役で青春している子どもたちへのエール」はとても感動的で胸に刺さりました。
ふざけた話の多いアニメですが、ぜひ現役の中学生にも見てもらいたい。
それぐらい強くて優しい応援の想いが、この作品にはこめられていると思います。
泣いている秘書さんのカットもよかったし、ラストでちゃんと『続く』と言ってくれたルル子もよかった。
次回に期待できる、すばらしい回でした。