・一期で唯の成長を描ききり、二期では?
一期最終話では、唯の大きな成長を描ききり、一つのストーリーを完結させました。
では二期はどうするのか? というとここで白羽の矢が立ったのは梓!
一期では終盤からの登場で出番が少なく、キャラクターとして描く余地のある梓を、事実上の主人公として二期は作られていました。
・活躍の少なかった紬や下級生組を中心としたエピソードの数々
さらに一期ではあまり描かれなかった紬や下級生組のエピソードか多く語られ、物語に奥行きを与えていました。
特に紬はメインキャラなのにいまいち活躍が少なかったので、二期で新たな一面を見せてくれたことが、とても嬉しかったです。
一期に残された課題、それを二期はちゃんと解決していました。
・学園祭では涙した唯たち。しかし卒業式では?
ここもまたキャラクターの成長を描いた部分ですね。
そう、卒業式のエピソードで唯たちは一切泣いていないのです。
メインキャラで泣いたのは、残される側である梓だけ。
卒業式で泣かない=大人としての成長を感じさせる展開でした。
・けいおんは『日常の物語』を描ききった作品
みんなが何気なく生きている日常。
でもそんな日常には、実は楽しい物語が隠れている。
それをアニメーションとして描ききったのが、けいおんという作品でした。
ちゃんと見ると、どのエピソードにも物語があり、キャラの成長がしっかり描かれています。
ありふれているようで、貴重な作品。
ただの萌アニメとしてだけじゃなく、この作品をより多くの人に楽しんでもらいたいですね。
けいおん、すばらしい作品でした。
映画版にも期待!