・イルマの求めた恋文→あまりに難しく、だからこそ聞いてみたくなるもの
シナリオを書く制作スタッフにとっても、難しいテーマでしたね。
自分からハードルをあげるあたり、スタッフのやる気を感じます。
・戦争で帰ってきたもの、帰らなかったもの→それぞれに傷を抱えている
戦争から帰ってきたものの心が火傷まみれだったヴァイオレットと、恋人が戦争から帰らなかったイルマ、両者の痛みが等しく描かれていたのが好印象です。
その背景でモブ家族が奇跡の再会をしているあたり、また胸が痛む演出です。
・圧巻のオペラシーン→スペシャルにふさわしい内容だった
京アニ御用達の日笠陽子女史を迎え、安定のエピソードでした。
迫力あるオペラのシーンは、まさに京アニだからこそといった感じです。