・時を三分だけ止められる少女と、唯一時が止まった世界で動ける少女の物語→二人の関係の変化と成長がていねいに描かれる
・他人から逃げ、時間の止まった世界に引きこもっていた森谷→しかし少しずつ友達ができ、人と心を通わせることを知る
・優等生な少女、村上さん→その正体は『人がしたいこと』に過敏過ぎる存在→人を優先しすぎて、自分自身はからっぽになっていた→それを示す空白の単語帳のシーンが悲しいし、辛い
・村上さんに愛を告げる森谷→二人の止まっていた時が動き出したことで、能力も失われた
・下着にここまで物語としての意味をもたせた作品は初めて!→ある意味あそこで下着を見せ合うのも『フラグ』のひとつだったのかも