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良い

予想以上に独創的な切り口と描写で、アメコミの世界観とオリジナル・アニメ作品としてのインパクトを与えてくれた第一話。
蟲師・悪の華も見始めた瞬間からその驚きのクオリティとたまらない世界観を与えてくれた長濱監督ファンとしては、今作も実に好印象だった前回の、気になる続きなのだが…

内容としては、リフレクション事件の始まりが描かれ、それに通ずる今作のメインキャラ3人(特にエレノアとアイガイ)の背景と、暗躍する悪役たちの目的が、前回の流れを踏襲しながら語られる。

前回がただただ圧倒的な世界観に目を見張るしかなかっただけに、第二話で早くも簡単ながら世界観や人物たちの動機が語られたことに、何ともおかしなギャップを感じてしまう…
と同時に、その前回の終始どう見てくべきかという構えの彷徨いを、見事に『一歩進んだ…!』と実感させる、絶妙な語り口。

一話で判断が難しいと思った人も、今回でだいぶとっつきやすく感じただろうが、それは『二話でどう展開するのか見てみよう』という無意識の構えが、今作の世界観を自然と自ら深く汲み取ろうする姿勢にさせられていたからだと思う。

こうした推察から、このリフレクションが、今までの監督のアニメ作でもとりわけ“連続物”としての構成を意識した練りこみがされているのかも…と考えると、ただただ脱帽するばかりである。

勿論私が監督のファンというのもあって、肯定的な汲み取りをしすぎているかもしているのかもしれないが、
そうした見方で心から、早速次回が気になっているのもまた事実。

1クール話数ながらも油断できないこのアニメ。
次回も期待のエックセルシィオ~ル! セイッ!!



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