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とても良い

このアニメの最大の表現方法は「光」だと思っています。

僕も堂島くん苦手なタイプ。この子は周りの意見の引き出してストーリーを進行させていく役かな。彼が主となる話がくる展開はまだ予想できない。
生徒会劇の台本には七海澪の文字。七海先輩のお姉さんだろうか。2話内の職員室で先生の「あいつも喜んでるでしょう」の発言の「あいつ」とは彼女のことで間違いなさそう。7年前で途切れた理由、そして七海先輩が生徒会劇を復活させようとしている理由はここにあるんだろう。
先輩の残ってほしいなぁという目に流されてしまう侑。ここで先輩の「侑」呼び。先輩の「もっと欲しくなっちゃう」の台詞から溢れ出るキラキラした光。その光の眩しさに目を細める侑。自分の行動にやっぱり何も変わってないんだなとガッカリした様子。ただ侑の表情が2度目のキスでは1度目と全く違うように感じたのは気のせいだろうか。頬を赤らめ、どこかうっとりとした表情。

「小糸さんと七海先輩って付き合ってるの?」この台詞の後の光の当たる2匹の蝶。さらにその光は侑にまで。
槙くんに言われて真っ先に考えたのは七海先輩のこと。指摘されてもなんのことだか分かっていなさそうだったから自然に出てきた考えだろう。ただここでは冒頭にもあったとように彼女を「みんなのあこがれの七海先輩」として捉えているような演出の仕方。自分だけ彼女の弱さを知っているとは言っても自分のほうが劣っているという感情は侑の中にありそう。
槙くんの頭の中へ。槙くんにとっては二人は自分の中に舞い込んできた物語。
槙くん、侑同様「好き」がない。ただ侑と違うのは自ら好んで客席に座るところ。心の中の闇とかではなくただ単純に自分には興味がなく、ずっと他人を見ていたいと言った様子。

槙くんの侑への「七海先輩のこと好きなんだね」という侑にとって初めての外からの指摘。自分の中では思いもしなかったようなこと。侑が影から光へ移動した瞬間だ。「普通」は単なる自分への言い訳に過ぎない、と。本当は好きになるのが怖かっただけだと。

EDへの入りが完璧。
EDで生き生きと二人の心情を綴っている。
「私には関係ないこんな気持ち」
「心の位置がわかったよ」
「なんだか苦しくなるよ」
「不意に変わる風向きが」

今回も最高でした。七海ボイスは脳が溶けそうです。好き。



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