明らかに正気じゃない犯人による立てこもり事件に巻き込まれ、理不尽な恥辱と暴力の中で色相を濁らされる、というこの作品の設定を活かした極限状態への追い込み方と、その結果もたらされるえげつない顛末の描写が素晴らしい(悪趣味だけど)。 ドミネーターを撃たれた人の「こんな死に方したくない」と思うようなエグい描写がさらにそれに拍車をかける。設定を上手く活かした「なるほど、こういうシーンをやりたかったのね」という演出の上手さに感心。見てて可哀想になるけど。
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