自分の思うままに暴れるように戦う伊之助を、うまく共闘させて戦いを勝利に導く炭治郎、そしてそんな彼を少しずつ認めつつある伊之助。こういう描写がホントにこのアニメは上手いね。
蜘蛛糸で鬼殺隊士たちを操っていた鬼母さん(?)もやっぱり可哀想な人でした。DVに苦しめられてた嫁っぽい回想シーンがなんとなく現代的な気の毒さ。でもあんだけ惨たらしく人を殺してるからなあ……。
自己中心的で子供さえも踏みつけにする、まさしく獣のような伊之助が、炭治郎や老婆の言葉や気遣いに、ほわほわと気持ちがほぐれていく感じがすごくいい。こういう積み重ねが人を人らしく変えていくんだなっていう。
新たな戦いの舞台は蜘蛛糸で人を操る鬼たちの住む山。なんでこんな場所に夜中に行くかねって思うけど、昼だとそもそも鬼は姿を隠して出てこないのか。
ハードなバトルが続いたせいか、三人の休息と打ち解けを描く回。
善逸と伊之助がそれぞれ暴走系なキャラのせいか、すっかり炭次郎がお兄さん的な立場に……。
そういえば前回あたりから戦闘中の呟きでも『長男だから』とよく言うようになってたから、そういうキャラ付けをより強調していく感じなのかな。
前回に引き続き善逸くんが男を上げまくる回。
普段がうるさいキャラなだけにシリアスなシーンとのギャップがいいですね。
敵側の鬼は散々酷い振る舞いをしておいて、倒されると実は彼らも気の毒な存在だったんだよ、っていうパターンがちょっと多い気もするけど。
時代劇なんだけど、外人さんの勘違いジャパニーズイメージに黒人文化にメカに重火器にと何でもアリの世界観の中でのソードアクション。
アメコミ調の絵柄といかにもハリウッドな台詞回しのアクの強さは人を選びそうだけど、血しぶきと共に腕を斬り飛ばし容赦なく首が飛ぶ、激しくハードなアクションシーンは見所。好きな人にはハマるのでは。(僕は好き)
状況説明のシーン以外は、ひたすら刺客と戦ってるので、ストーリーが面白いかどうかは1話目では何ともいえないところ。
孤独な戦いを続けてきた炭治郎とねずこの道行きに、ようやく仲間キャラの善逸と伊之助が登場。
善逸の激しいコメディーリリーフぶりが若干うるさく感じるものの、いないと見てるのが辛くなるほどどんよりした話になっちゃうんだろうなぁ。
敵の鬼二人は幹部級かと思ったら普通の三下だったんですね。
しかし死にかけてても矢印鬼の攻撃は極悪。
手毬鬼VSねずこの蹴鞠合戦も熱かったけど、手毬鬼はまさかあんな末路とは……(そして描写がホラー漫画レベルの素晴らしいエグさ)。
珠世&愈史郎はこの回で一旦お別れだけど、今後の物語上のキーパーソンになりそうな感じ。
頭を吹っ飛ばされたり足を吹っ飛ばされたり六本の腕を斬り落とされたりと鬼キャラのダメージがハードなバトル回(再生するけど)。
一度に戦うと厄介な相手に対し、炭治郎とねずこがそれぞれ分担して戦うのはやっぱり燃える展開ですね。
前話で人込みの中、通りすがりの人が鬼に変えられてしまって、ゾンビ映画みたいなエグい展開になっちゃうのかな~と思ってたら、意外と大事にならずに(?)住んで良かった……のかな?
新たに登場した珠世さんは鬼でありながら協力者側のようで、頼りになってくれそうだけど、後々お亡くなりになりそうな雰囲気がしてならない(原作読んでないので先はわからないけど)。
1話に続いてサブタイトルが内容と合致してないような……
21エモンとモンガーがVSするような話じゃないし。
作ったプラモ飛行機で空を飛べるのは夢があっていいなと思うけど、生乾きの接着で空中分解するようなの危なくて現実には商品化は無理だね……。
サブタイトルに「ドラえもん」とついてるので21エモンとどう絡むのか楽しみだったけど、宇宙港のシーンにワンカット出てくるだけとは……! がっかり。
でも藤子F先生テイストあふれる明るい未来描写は見ていて楽しい。ガールフレンドのルナちゃんは21エモンに好意的だけど同時にしたたかな商売敵でもある、という関係性が面白いね。
だんだん描写される血の量が多くなってきて、今後のえぐい展開を予感させる不穏な雰囲気になってきた。
原作ゲームを遊んでてアニメではどう描写されるのか楽しみだったゴルゴーンがとうとう登場。デカい! 素晴らしいラスボスっぽさ。