まず、主人公モニカの声・表情・仕草がすべて可愛くて最高でした…!
ストーリーは、人付き合いが得意ではないモニカが過去の自分と向き合いながら、少しずつ変わっていく成長の物語として受け止めました。生徒会への加入による交流、ケイシーとの関わりと別れ、バーニーとの過去。それぞれの出来事に対して、モニカが「沈黙の魔女」の魔法で全てを解決する…という展開ではなく、毒を盛られてもそのまま飲んでしまったり、肝心な場面ではバーニーに頼ってしまったりと、彼女本来の優しさでなんとか切り抜けていく姿が印象的でした。
根本的な解決には至っていない場面も多かったですが、それもまたモニカらしい優しさの表れであり、「沈黙の魔女」と呼ばれていた頃にはできなかった方法で、自分なりに前に進もうとしているように感じられて、とても良かったです。
惜しい点を挙げるとすれば、イザベルがモニカを看病するシーンはぜひ見たかったですね。また、演出上の難しさもあるとは思いますが、過去のモニカと現在のモニカをアニメでどう対比させるかは悩ましい部分だったと思います。ケイシーやバーニーとの場面は、もう少し感情移入したかったので、原作小説で補完したいと感じました。
とはいえ、毎週楽しみにしていたのは事実ですし、羊文学のOPも大好きな曲になりました。「感じるままに、あなた次第で変えていける」と背中を押してくれるような歌詞が、作品とぴったりで心に残りました。