絵柄がきれいでかわいい。さすが「ごちうさ」の橋本監督。
内容は1話に関しては特におもしろさはなかったなあ、なんて思ってたら最後にさらっと爆弾発言。スロウスタートってそういうことか。
まずキャラも背景も全体的な絵面に安定感がある。プラス、南極を目指すという突拍子のなさのなかに、熱さを感じるシーンもある。
まだ1話だがずいぶん丁重に作られた印象を受けた。
卒業式まで1度も大学名出なかったのかとか、ホームラン打った後5時間なにやってたんだとか疑問はあるものの、総じてグッドエンドではないかと。瑛太と加藤が向かい合うシーンの背景演出が印象に残った。
写真部の仲の良さというか最後の小宮の嬉しそうな顔がらしくて好き。
普通の高校生のほんの数か月間を、日常とドラマを両立して青春感たっぷりに描けるものなんだなとただただ感心。
ちまたで言われている顔の作画崩れがたいして気にならないほど、優れている面が多かったように思う。主題歌も良かったし、声優の演技も自然だった。
ノーマークの作品だったが、掘り出し物だ。