世界観がめちゃくちゃ好きです。
一つ一つ明らかになる世界観や登場人物の設定によって、その世界のリアルさが増していき、愛着がわきました。
登場人物の絡みが上手く錯綜していて、次の展開がなかなか読めないところが、先を見たいと思わせる魅力だなーと思って見てました。早く二期が来て欲しい。
世界観の設定があまり魅力を感じられなかった点。(塔、試験、魔物がバトルシーンを描くための設定にしか思えず、自然とそういった世界が作り上げられた歴史的な背景が見えづらかった)
登場人物に魅力を感じられなかった点。(特に主人公には特別な強い意志を感じず、ただの一般人のようで、応援したい気持ちにならない。)
この2点が、我慢して見続けても上昇しなかったため視聴中止してしまいました。。
よくある、半ば強制的に参加させられる能力バトル・ロワイアルものですが、こう言った作品はやはり戦う理由の薄さが目立ってしまいます。
それを補うような、戦闘シーンのレベルの高さが感じられれば良いのですが、戦いも単調に感じられ、既視感が強い作品だなと、途中でリタイアしてしまいました。。
1クールのストーリーとして、上手くまとまって面白かったと思います。
2つの種の対立があって、主人公はその両方の性質を持っている。その中でそれぞれ種の善悪が入り交じる、よくある設定ではありますが、この手の設定は大好きなのでやっぱり面白いです。
主人公の設定に魅力はあったものの、性格はよくある真っ直ぐ脳筋タイプって感じで、あまり魅力を感じられなかったところが、終始いまひとつのめり込めなかった要因かなと思ってます。
うーん、なんというか登場人物それぞれに対して納得感が持てない部分が多かった作品ではありました。
ただ舞台が昭和時代な設定な所もあって、直接会わなきゃ進まない恋の動き。恋愛ものによくある高校生のキラキラした感じではないリアルな心理描写などが他の作品にはない新鮮さみたいなのがあって、ついつい見続けてしまう魅力がありました。
相変わらずテンポよく毎回笑わせられる内容となってました。
たまに泣ける話もあって緩急があって良いかなと思います。
ただ、恋愛ものの要素もある中であまりにも進展が遅いので、もうちょっとその部分に関してもテンポよくなると良いなと思ってみてました。