さすが大沢伸一、音楽が抜群に良い。特定のキャラごとにテーマとなるBGMがあり、まるでRPGでもプレイしているかのような没入感がある。
アッシュたちの服装が目まぐるしく変わるのが良かった。アニメ的な楽しみがあった。
ナイフの喧嘩シーンは、先端恐怖症の自分にとっては目を背けるほかなかった。
南極×JKという題材自体はおもしろい。ただ、各回の終盤、必ず力押しで感動に持っていこうとする展開に興醒めすることもしばしば(まんまと感動することもあったが)。
「おかげで青春できた」がオチになる物語が、いまだかつてあっただろうか。主人公が意識的に青春しようとすることに対し、ちょいと無批判すぎるのではなかろうか。