初見、何を見せられているのか分からず、離脱しそうに。だけれど、かなりの想いが詰め込まれて溢れているのは感じられた。ので、「アガルタ」の意味をリサーチしたのちに再度復習してみたのです。結果、とても素晴らしい作品になりました。個人的には「ほしのこえ」とも繋がりを感じられる世界観。
ラストは圧巻。EDもとても良かったです。出会って別れて、喪失を抱え人は生きねばならない。また出会いがある。乗り越えられない喪失を描いた、あの世(宇宙的な場所)との隔たりを行き来する冒険をともに味わうことができました。ひとりひとり受け止め方が異なると思うけれど、新海作品の中でも結構、いやとても好き。