・この話を一言に集約させると「ヤハクィザシュニナー!!!」って感じ。真道さん攻撃しちゃってから最後の場面まで表情が…表情が…。物語の序盤で「異方存在に感情ってあるの?(要約)」って台詞が二回くらい出てきてると思うんだけど、大多数の人間とは考えこそ違うかもしれないけどたしかに人間と近い感情は有しててザシュニナー!!!!(感情オーバーフロー)
・異方存在の会話や描写の場面を見て「すげー!」ってなった。本当に「やっぱり人間とは違う、概念みたいな存在なんだな」って感じた。普通テロップだけで表現しない(異方存在たちに声を付ける)でしょ…。このシーンに尺割いてるのも含めて英断すぎる。
・特殊エンディングが流れたところでゲラゲラ笑ってしまった。この話で最終回だったらあまりにも(ADVゲーム的にいうと)バッドエンディングすぎるw でも一つのエンディングとしては嫌いじゃない。
・ザシュニナにとっての「正解」が提示されたけど、あくまで「ザシュニナの考える正解」ってだけで「異方と人間にとっての正解(?)」はまた別にあるんだろうなという感じ。後の展開で、0話と1話に出てきた「双方に利益が生まれることが自身にとっても最大の利益」って台詞が活きてくるといいなあ。真道さんファイト。
・1クールのアニメだけど、9話からは"2クール目の内容"って感じがする(元々2クールで構想してたところを縮めたみたいだし)。展開に戸惑ってる人は「ピカチュウが好きな人が、ピカチュウはずっとピカチュウのままだと思ってたらライチュウに進化したので戸惑ってる」みたいな感じなのかな。…例えが下手か。
◇第1話「ニノヴォ」から
真道「勘違いするなよ。頼まれたのは買収じゃあない」
花森「えっ? じゃあ、なんなんですか?」
真道「……『交渉』だ」
花森「交渉?」
真道「自分の利益を勝ち取るのが『交渉』の目的だ。だが相手を打ち負かしてその場の利益を得ても、長い目で見れば、かならずしっぺ返しが来る。双方に利益が生まれることが、自身にとっても最大の利益なんだ」
花森「言うのは簡単ですけど、それってすごく難しいですよね」
真道「一つの答えがあることじゃないしな。俺たちは神様じゃないんだ。なにが正しかったのか、なにが正解なのか。そんなことは一生わからないだろう。けど、わからなくても探し続けるしかないのさ」