Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
普通

この結末は考察と賛否両論が分かれるのは必須だろう。
ある意味、全ての罪は暴かれたが、それがもたらした闇は、その深淵は更に深く濃く「生まれ変わったしおちゃん」の心に巣食う「さとうから託された想い」と、常識を逸脱した「愛」として刻まれたって感じかな?
なによりも、あさひの望んだ未来に反して、否定する言葉をやさしくてやわらかくて甘い「いつものしおちゃん」が発したときの、眼差しがさとうのそれと酷似していたところはゾクッとしたし、さとうの叔母も十分過ぎるほど壊れていたし、当然、さとう自身も然りがけど、最終的に真のラスボス級に壊れていたのは、やはりしおちゃんだったのかもね。
果たしてこの結末は、さとうとしおちゃんにとって、望むべきして勝ち得た答え「ハッピーシュガーライフ」と言えるのか、正直、判断に苦しむのだけど…
まあ、原作が未完らしいから仕方がない面も多々あるけど、人によっては嫌悪感が残るラストだろうね。
結局は1208号室の本来の住人についても謎だし、あんな状況下で助かったあさひと、完全に壊れた三星の詳細も気になる…
そもそも、しおちゃん自身の処遇とか罪を犯した母親の話も中途半端だしね。
最終回で回収すべき伏線と謎の取捨選択を、少しばかり間違っていると感じずにはいられないかな。



Loading...