クーデリアの護衛任務を完遂するため、オルガの指揮の下、鉄華団の各部隊が動き出す。一方、内通者やギャラルホルンの監察官など、彼らの行く手を脅かす存在もしだいに姿を現してくる。三日月の「仲間」と「敵」に対する態度の落差が興味深い。
とうもろこし畑での三日月とクーデリアの会話が今回の見どころ。クーデリアは自然の中で癒されたことへの謝意を伝えようとするが、三日月は一見平和に思えるその風景が搾取や貧困と隣り合わせであることを語り、彼女がそうした状況を救う糸口を作ってくれたと逆に感謝する。クーデリアの胸中やいかに。