何もない自分を変えたくて、始めたダンスは自分を形成する基盤になってた。多々良のダンスへの気持ちは、何もなかった自分だったからではなく、あまり余る熱量を向ける場所が無かっただけだったと感じた。
その熱量は常人のそれじゃなくて、自分を壊しかねない危うさもありながら、歪に成長して行く姿が見てて主人公っぽくて気持ちよかった。
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