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全体
良い

生きるではなく生きてくということ。償うのではなく一緒に生きていくということ。

テーマが扱いづらい、重たいのでどういう映像になってくんだろうと思い視聴し、視聴後には生きていかなきゃ、前を向いてともやもやしてたものを背負っていけそうなそんな気持ちにさせてくれる映画だった。

よくつか回される言葉で「今日は辛いこと全部忘れて楽しもう」って言うけど、決してそんなことはできなくて辛いことも悲しいこともそういうどうしようもない絶望は常に付きまとうし、だからこそ背負わなきゃ、向き合わなきゃいけないんだなと将也を見て感じた。

言葉にできない分、伝わらない分、どうやって届けるか方法を模索していくという部分で序盤に出てた重松清さんのカレーライスがそこにあたるのかなと思った。あの題材は使い方としてはすごくぴったりだった。

あと何回か見て演出についてもどんどん見ていきたい!!本当に素晴らしい映画でした。



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