1人の恋した男の子が想い人に想いを告げるまでの物語。好きだというための、ただそれだけの物語。
ついに最終回。25話走り抜いたなー。あっという間の25話だった。こんなにも熱くなれた作品は久々で何年か振りに原作まで追った作品になった。終わり方には色んな想いがあるけど、エミリアに想いを告げる、ただそれだけ。そうしたかったことだけを切り抜くと本当にテンポよくギャップも含めて素晴らしい作品だった。
スバルは徹頭徹尾、何も変わっちゃいなかった。ただただ自分を助けてくれた、自分を救ってくれたその人、エミリアの力になりたかった、そして好きだと伝えたかった。あのエミリアに対して「君が嫌いなところを10個あげるなら、僕は君の好きなところを2000個あげよう」いかにもスバルらしさがあったし、何よりもスバルを救ってくれたもう1人の大切な人。レムの面影しっかり残ってて思わず心が震えた。
スバルは世界の英雄になりたかったんじゃなく、ただ1人の諦めの悪い優しい女の子の英雄になりたかった物語は最低で最高で、絶望で希望の25話だった。