夜ごと響く鈴の音。
それは祟りか禍か。
山奥の集落に、立ち入りを固く禁じられてきた“忌み地”がある。
怪しげな様相の祠が佇むその場所は、
踏み入れば祟られ、命を落とすことすらあるという。
その山を代々管理する三十木谷家に生まれた日向と薫。
ある嵐の夜、禁忌の地に踏み入った二人は、
巨大な蛇体を持つ祟り神・屋跨斑(ヤマタギマダラ)に遭遇してしまう——。
……のだが、二人は怪異を恐れるどころか
「ダラさん」と親しげに呼び、あっさり懐いてしまった!
「わし一応、祟り神なんじゃが!?」
怖いもの知らずの日向と薫に振り回され、気づけば怪異がツッコミ役に!?
悲しい過去を持つダラさんと自由すぎるきょうだいが織りなす、
騒がしくもハートフルな日々——。
令和が生んだ新感覚オカルト&コメディ、いざ開幕!