豊かな自然にあふれた離島・采岐島――。
その島には、“神隠しの入り江”と呼ばれる場所があった。
とある事情で都会を離れ、采岐島の高校に進学した少年・月ヶ瀬和希は、
ある初夏の日、“神隠しの入り江”で一人の少女が倒れているのを発見する。
少女の名前は秋鹿七緒。
身元不明の七緒は、和希とともに彼女を救助した高津という男性に保護されることになる。
七緒のことが気になり、それからたびたび放課後に彼女のもとを訪れるようになった和希。
二人の距離は少しずつ縮まっていくが、やがて和希は、七緒から驚きの言葉を聞かされるのだった。
出会うはずのなかった二人が出会い、少しずつ色づいていく日常。
ひと夏を共に過ごした二人がたどり着いたのは、切なくも優しい未来だった――
とてもいい作品。
へちま氏(超かぐや姫!など)のキャラデザはわたし好みだということがわかった。
「夏へのトンネル、さよならの出口」的な雰囲気があるけど,扱っている内容はけっこう重い(ことが後半で明らかになる)。
原作小説を読んでみて,良かったらリピートしようかな。
映画ドットコムのイマイチ評はなんなんだろうな。
指摘していることがことごとく,わたしにとっては高ポイントだったのだが。
普通に面白かった。
見てて引っかかるところも少なくて、万人に勧めやすい。
良かった…。今年自分が見た作品の中だと1、2を争うくらいの作品だったと思います。
結末は比較的予想しやすかったけど、それでも十分感動・感涙でした。
作画や音楽のクオリティも高かったし、
声優陣もごく一部で俳優さん起用があったけど全く違和感なくて良かったです。
全体的に良かった。感動。
背景が思ったよりも重かったけど、それらを伏線にして張って、回収するのが上手くて世界観に引き込まれた。
へちまさんのキャラデザもすごく良いね
映画やると聞いて原作履修してから見に行った。
細かいとこはちょいちょい違うとこもあるけど、概ね原作通りの流れだった。
犯罪を犯した人は人格自体が悪? 犯罪を犯した人の家族は悪?
そういうバイアスで見てしまう人の方がよっぽど悪意があるなって思う。
必ずしも戦う事が必要ではないと思う。逃げるというのは一つの選択肢として考えるべきなんだよね。
それぞれいろんなもの抱えて生きてる人達が多かったなって。
個人的には委員長きらいじゃない。誰しもみんな何かしら隠して真人間のフリして生きてるもんじゃないかね?
まぁ自分のために他者を傷つけるやり方は良くないけど。生まれたのが島じゃなかったらもう少し生きやすかったのかもしれんね。
高津の「おまえみたいなガキが俺にどんな迷惑かけられるっつうんだ? 」に結構和希は救われたんじゃないかな。
たかが人間 1 人にできる事なんて限られてるんだからあんまり周りの事を気にしすぎずに過ごせばえぇんやと思う。
青ブタの咲太に続きスマホを投げ捨てた系主人公でしたね。
案外生きづらいと感じた時の最適解なのかもしれない。現代は気軽に繋がりすぎるのだ……。
キャラデザとヒロイン C.V. が共通な超かぐや姫! からこちらを見た人も多いらしい。
内容は全然違うけど成すべき事のために一生懸命頑張るのは共通部分かな?
君と花火と約束と とか 君が愛したひとりの僕へ とかの方がお話としては近い雰囲気かも?
苦しいところでピアノ弾きまくってたのは takt op.Destiny の香りがしたなって。
生きづらいと感じてる人はとりあえず見てみたら良いのではないかな?
生きやすくなるヒントが見つけられるかもしれんよ
雰囲気いい系
キービジュから『夏へのトンネル、さよならの出口』または『君は彼方』を想像したが、実態は『君の名は』に近かった。過去作を補助線にすると、序盤で先の展開が見え見えすぎる。
目を覚ました七緒に意味ありげに「西暦は?」と高津が問うシーンで、生まれた時代の違いを「どこよりも遠い」と言っているとわかり、実らない悲恋がオチになるであろうことが開始数分でわかってしまう。OP映像の便箋演出もかなり不自然な伏線で、お婆さんになった七緒がしたためる手紙が泣きどころなんだろうな、まで予想ついてしまい、あと100分以上どうやって集中を保つか困ってしまった。シュタゲの田村ゆかりじゃん。
ストーリーに言いたいことはいろいろあるが、まず何を伝えたい話なのかがうまく読み取れなかった。ひと夏の青春譚、というだけの消費でよかったのだろうか。
次いで構成も疑問で、2時間弱という尺に収めるには本筋が薄すぎて納得感がなく、その割に周辺の要素が多い。和希を取り巻く学校生活も、翼をくださいも、揚げシューも、高津の彫刻も、かなり深刻な性虐待も、この要素でなければ成立しないという強みが感じられなかった。
その割に、本筋の納得感に繋がる要素に欠ける。特になぜ七緒が帰る選択をしたのか、という点が特に印象に残っていて、現状から否定的に逃げ続けてきた自分を省みて新しく生き直すことに飛躍を感じてしまった。和希への想いを断ち切ってもう一度辛い現実と戦えるほどの勇気づけに、ふたりのひと夏は足るものだっただろうか?逃げるばかりの自分がかえって和希を危険に晒した罪悪感も、やはり飛躍があったと思う。
散りばめた周辺要素が次々に想像の斜め上の形で回収される怒涛の後半は、ギャグすぎて笑いを堪えるのに苦しかった。三島さんのサイコパス豹変も、叔父に危害を加えるために七緒が鎖を石で叩いたり学校から盗んだ薬品をかけたりする絵面も、なぜか鎖に腰掛けちゃう三島さんも、幹也の衝撃の過去も、校長の名前をまるで覚えてない高津も、余さず全部笑えた。もうちょっと絞ってもよかっただろ。
とは言いつつも、蓋を開ければ永瀬アンナさん演じる七緒が萌えヒロインすぎて中盤まではかなり楽しませてもらった。
映像はそこそこだった。でも長編映画のクオリティとしては見劣りするレベルで、TVシリーズの中の上くらいの印象。作画的にはピアノシーンのあたりだろうか。