nowhereはじめ挿入歌、劇伴のエスニックな感じがとても良かった
キャラクターも不思議ちゃんばっかで魅力的だし、MADLAXがとにかくカッコよい
それはガンアクションシーンも同様、ここに本作の魅力の全てがある
ストーリー自体は難解で雰囲気勝負っぽいところがあるが、伏線を手繰り寄せていく感じはなかなか悪くない
美少女ガンアクション3部作の第二作。3部作の中では最もストーリーが重厚で梶浦さんの音楽性も光っている作品。
まったく別の国にいる二人の物語を同時進行し、徐々に関連性を持たせながら終盤では一つの物語に収斂していく様は見事。結末としては完全なハッピーエンドではないが、しっかりと伏線回収し過去との向き合い方などのテーマにも決着を付けている。
音楽面では、このアニメのために書き下ろした梶浦さんの数々の楽曲が特徴で、特に有名な「ヤンマーニ」(nowhere)は独特なのではじめは笑いを誘ったが、やはり最終話でこの曲がかかるところはアツい。他にも「瞳の欠片」や「I'm here」なども単体の音楽としても良いが、歌詞が本編とリンクしているので見てから聴くとさらに楽しめる。