不仲な両親の間で育ったミヨリは、いつも心を閉ざし、他人との関係を否定する孤独で意地っ張りな少女。11歳の彼女は、ある日父親によって田舎の祖母の家に預けられることになった。祖母の家についたミヨリは一人で近くの森に出かけるが、そこで不思議な出来事に遭遇する。雷で折れていたはずの桜が花をつけたり、いるはずのない虎が現れたり、それはミヨリがいつも現実から逃れるためにしていた空想ではなかった。やがて森の精霊たちが現れ、ミヨリにこの森を助けて欲しいと頼むのだった。秋田書店「ミステリーボニータ」で連載され話題を呼んだ同名の漫画をアニメ化。