6話はちらちら顔見世していた百琳と儀一の本格戦闘する回。
倹約して死にはしないが、死んだも同然っていう万次さん。
そのセリフが後の毒見の伏線になっているのが見事である。
場面変わって、逸刀流の副将の剣士が旦那に殴られた女を助けた。しかしそれは変装した芝居だった。
男が毒を口にすることを警戒してても、毒を口に入れてしまうというこの話の完成度が高くて素晴らしい。
差し込まれる儀一の戦闘も首にかかって締まるという武器のギミックがアニメで見られたのはよかった。原作読んだだけでは締まるギミックが想像しにくかったので、なるほどあれでは刀で受けたら死ぬ。避けるしかない。
後半は茶屋を倹約しようといった手前、凛が茶屋にいこうとして万次さんが折れるという二人の信頼感が現れている場面。
万次と同種の不死の男・閑馬永空の登場。原作のやり取りとは少し省略されているが満足できた。
ここで血仙蟲を持つ男が登場して不死三昧にはならないのも無限の住人の魅力かなと思う。
万次の不死の源である血仙蟲を無効にする毒にかかる万次さん。
ここで不死に対するアンチテーゼがあることで主題は不死ではないと主張する展開もまた見事だと思う。
次回、本格的に戦う閑馬もまた人気の敵キャラでアニメ映えしていた。
美人さんの顔が皆同じに見える。