記憶のデータ化ができるようになり、肉体の死がもはや死とは呼べなくなった世界。
記憶はデータバンクに保存され、新しい身体への「乗り換え」や、記憶の売買といったことが可能になり、違法に記憶を改ざん、記憶を盗むことも行われていた。社会は混沌とし、力を失い停滞化していた。
あるとき、壊れた部屋の中で目覚めた男がいた。彼の名はカイバ。自分の記憶がない。ペンダントの中には知らない女の写真が…。空には怪しく動く電解雲、街では記憶狩りが横行している。
突如襲われ、宇宙へ逃げ出すことになったカイバは、星をめぐる中、様々な人と出会い、記憶を取り戻してゆく。
かつて苦悩し続けた、この世界の矛盾や腐敗と自分の存在を。
そしてペンダントの中の女・ネイロのことを…。
「どれが僕? 君はダレ? どれが君? 僕はダレ?」
ふたりが再び出会ったとき、いったい何が起こるのか?
見ていて時々ハテナマークが浮かぶこともあったが、話の構造からいって一回ですべて理解する必要はないのだと思う。最終話を見てすぐ改めて最初から見直したくなる素晴らしい作品。
この世界に行ってみたい。世界観とオープニングめちゃんこ良い。
独特の世界観。最高。
なによりも最後の最後にどんでん返し。
数々の別れを経てその先にある人々の思いを描いてる。
久しぶりにアニメ見て泣いた。
18/09/21