簡単感想。
今回も大人達の描き方が実に素晴らしかったです。
教え子を見殺しにするところだったと、親友の前で泣き後悔する教官(おまけに部隊が全滅して自分だけ生き残った過去あり)。
大会社の令嬢に生まれながら、自ら整備士の道に進み、その夢を叶えたお姉さんキャラなど、『ああ、人生だなぁ』と思わせるキャラが続々出てきます。
それでいて大人の汚さ(責任を取らない上官)もしっかり描いているバランス感覚の良さも感心します。
この回だったかあやふやですが、『赤ちゃんの頃に背中をトントンとしてもらって〜』のエピソードには涙。
キャラの設定とも噛み合った見事な描写でした。
この作品の先頭の特徴である「機体の特徴を生かしたチーム戦」が徐々に楽しめ始める話しです。各機体がそれぞれ違う性質を持っているからこそ役割分担してチームを組んで戦う良さが味わえるかと。大人側が子ども側を心配する図もかなりいいですね。