郵便屋さんの話。
#アニメ感想 #ARIA
・サブキャラを掘り下げるシリーズ第二弾→ネオ・ヴェネツィアでの郵便屋さんが描かれる
・Bパートから始まる空少年と先生のお話→短い中に物語が詰まってる→最後に別々の道(水路)を行くのがいい
・手紙というもののすばらしさ→めんどうなものだけど、届くととても嬉しい→大切な人に手紙を書きたくなる、そんなお話だった
手紙を書くこと、ってのは、やっぱり相手の自分の思いを届けること。
その場に居ないけど、自分を相手に届けること。そんな、素敵な奇跡なんですよね……ファンレターを書こう、って思える回だった。
麗らかな春の日、郵便屋さんの仕事に同行する灯里。集荷や配達を手伝ううち、手紙を持った一人の少年と出会う。
仕事を「楽しみ」と語るおっちゃん。手紙が人の心を、あまつさえその人自身を連れてきてくれるなんて素敵なことだ。手紙によるコミュニケーションは時間がかかるけれど、そのぶん最も色濃く人の心を伝えるし、最も長く人の心に残るのかもしれない。それこそ直接会って話すよりも。ネオ・ヴェネツィアの街も同じだ、と気づく灯里はさすが。
あと、婚礼用のゴンドラに乗る晃と藍華が貴婦人と令嬢のように見えて面白かった。