・唯たちのけいおん部→けいおん部すごろくに『ゴール』はない
このあたりの描き方が神がかってましたね。
単なるすごろくにこんなメッセージを仕込むのですから、けいおんは侮れません。
・しかし卒業式(最終回)はやってくる
こちらはメタ的な事情。
最終回が来る以上、必ず物語は終わるわけです。
では物語が完結したら、すべて終わりなのかというと……。
・放課後ティータイムのアルバムカセット→思い出は残り続ける
はい、上記の問いに対して、百点満点の解答だと思いました。
作品は終わっても、思い出は残り続ける。
『だから大丈夫だよ』という唯たちの声が聞こえてきそうです。
(おまけ)「放課後は『人生の無駄遣い』」→しかし唯たちにとっては……
律は無駄遣いだと評しましたが、この放課後は『意味のある無駄遣い』だったと思います。
無駄に使われていく日々、でも無駄だからこそそこに意味がある。
何気なく出てきた一言ですが、よくよく考えるとなかなか深いですよね。
次回、最終回。
どのように物語をまとめるか、期待です。
最後の放課後、終わるのが辛い
やり残したことの片付けをみながら、割と心痛い。この時期に見てはいけなかったかもしれない。