福島県いわき市の女子高校生・佐智(桜田ひより)は、2011年3月11日に起きた東日本大震災で心に傷を持ち、それ以来、友達や家族とどこか距離をおきながら、人にも恋にも無関心に生きていた。
幼い頃からヴァイオリンを続け、高校で音楽部に所属しながら文化祭で四重奏を披露するため、日々練習に追われている。
同じ頃、震災で実家が帰宅困難地域となりいわきに避難してきた男子高校生・祐介(加藤清史郎)は、当たり前の景色が失われてしまう現実を目の当たりにし、“美しい今”を絵画として残すため描きはじめる。
展覧会に出品する夕景画を描くため田園風景を訪れた祐介は、夕映えの中、佐智と出会い心の交流を続けていく。やがて、二人の淡い想いは「恋」へと発展し・・・。
キャンプファイアで福島復興のための企画作品。作画はWAGみたいな感じ。
ストーリーは地味、告白成功END
悪くはない。
とても良い話だと思ったのだが、いかんせん地味。
人に薦めようにも「背景がきれいで、良い話だったよ」くらいしか言いようが…。
NHKとか24時間テレビで観られそうな内容ですよね。しかしモノローグが…モノローグが多い…!キリコみたいだね。明日にああ繋がる今日くらい。
ガールミーツボーイで青春してる。薄暮(夕暮れ刻)のバス停で始まる恋愛。カップルの男女とも素人のようだけど特に男側が微妙だった、部活の同期のCVあやねるがいいキャラしてた。
震災要素が意外とポイントになってた、WUGだと気仙沼での宿泊くらいだったので。確かに震災を経験すると、目の前の景色を残しておきたいって気持ちが強く芽生えそう。初恋の女の子のことが記憶に新しいような描写だったから、一目惚れであるにしても少し説得力がないような。「彼だけに決めさせちゃダメ」「それも優しさ」って言葉は印象的。